このように悩まれていませんか?
自分で手軽にできるトリートメントですが、選び方を間違えると今よりもっと傷んでしまうことも。
そこでこの記事では、傷んだ髪に良いトリートメントを選ぶポイントについてお話します。
トリートメント選びのお役に立ててもらえたら嬉しいです。
この記事の目次
コーティングするだけのトリートメントはNG!
ヘアトリートメントで期待するのは”手触りと艶”ですよね。
この2つを叶えるため、トリートメントにはシリコーンや合成ポリマーなどのコーティング剤が使われています。
髪の内部には浸透せず、傷んだ髪の表面を覆って手触りを良くします。
「ジメチコン」が有名ですが、成分表示欄に「〜コン」や「〜ポリマー」という付くものはコーティング剤だと思ってください。
これらは、市販のトリートメントだけでなく、美容室で販売されているものにもコーティング剤は使われているのが現状です。
コーティング剤のデメリット
- 髪の内部に美容成分が浸透しない
- 髪のしなやかさ・ふんわり感がでない
- 長期間使うと髪がコーティング剤に負けて傷む
- 頭皮や背中にニキビなどできやすい(肌荒れ)
このように、コーティング剤は手触りを良くする反面、肌や髪へのリスクがものすごく多いのです。
ですから、長期間の使用にはとても注意が必要です。
コーティング剤不使用のトリートメントが◎
コーティング剤を使ったトリートメントが多い中、コーティング剤を使っていないトリートメントもちゃんと存在します。
天然由来の美容成分で髪に栄養を与え、ダメージを補修していくものです。
ホホバオイル、アルガンオイル、ヤシ油(ココナッツオイル)などがキューティクルの被膜剤となり、手触りをよくします。
天然由来成分でケアすると、コーティング剤のでつくられた手触りに比べてより自然で、手触りや根本からのふんわり感もちゃんと出せますよ。
傷んだ髪にオススメは天然由来成分のトリートメントが◎
コーティング剤が使われているトリートメントは、使い始めは驚くほどツルツルになるのですが、結局傷んでしまうとお話しました。
傷みが酷くならないためにも、美容成分が豊富なものや、ホホバオイル・アルガンオイル・ヤシ油(ココナッツオイル)などの天然成分がメインのトリートメントを使って髪を根本的にきれいにしていくのがいいでしょう。
シリコンとノンシリコンのシャンプー成分の比較
ここで、市販で人気のトリートメント(シリコン配合)とノンシリコンのトリートメントの成分を比べてみましょう。
[PENTEN (パンテーン ミラクルズ リッチモイスチャー トリートメント]※シリコン配合
水、ステアリルアルコール、べヘントリモニウムメトサルフェート、ジメチコン、セタノール、(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー、香料、イソプロパノール、ベンジルアルコール、ビスアミノプロピルジメチコン、EDTA-2Na、ヒスチジン、パンテノール、パンテニルエチル、クエン酸、(C12、13)パレス-3、(C12、13)パレス-23、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン
[ハーブガーデン コンディショナー] (ノンシリコン)
【内容量 300ml / 約2カ月分】
水(オーガニックハーブティー)、ベヘニルアルコール、パルミチン酸エチルヘキシル、水添ヤシ油、ミリスチン酸、ステアリン酸グリセリル、パーシック油、ステアラミドプロピルジメチルアミン、セテアラミドエチルジエトニウムサクシニル加水分解エンドウタンパク、γ‐ドコサラクトン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ポリクオタニウム‐10、ヤシ油、アルガニアスピノサ核油、フムスエキス(フルボ酸含有)、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、乳酸、シンジオフィトンラウタネニ核油、バオバブ種子油、ユチャ油、セイヨウトチノキ種子エキス、シャクヤク根エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオオバコ種子エキス、水溶性コラーゲン、ユズ果実エキス、加水分解エラスチン、サンショウ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、スイカズラ花エキス、プルサチラコレアナエキス、銀、アルニカ花エキス、オドリコソウ花/葉/茎エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、ゴボウ根エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、ニンニク根エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ローズマリー葉エキス、ローマカミツレ花エキス、ソメイヨシノ葉エキス、ソロキクラゲ多糖体、香料(アロマ精油ブレンド)
パッと見ただけでも、ハーブガーデンの方が美容成分がかなり多く配合されているのがわかりますね。
パンテーンは、美容成分よりもコーティング剤の方が多いことがわかります。
ハーブガーデンコンディショナーは、天然成分100%で髪の被膜剤や防腐剤、香料なども天然の成分で全てまかなわれています。
コスパとしては
- パンテーン…1400円
- ハーブガーデン …2000円
と配合成分に差があるのに、値段はさほど変わらないと感じます。
どちらが傷んだ髪に良いかは一目瞭然ですね。
この記事のまとめ
傷んだ髪に良い、トリートメントの選び方についてお話ししました。
選ぶ基準として、
シリコン等のコーティング剤が配合されたトリートメントは避ける。
なぜなら、
- 手触り良くしているだけで、髪は傷んだままの状態
- コーティング剤を長く使い続けると、髪がもっと傷む
ということを覚えていただければと思います。
コーティング剤が絶対ダメとは言いませんが、一時的な手触りではなく、これからのびてくる髪のことも考えたお手入れが大切です。
そして、傷んだ髪にはノンシリコンで天然由来成分のトリートメントがおすすめです。
記事の中で出てきたノンシリコンのトリートメントはこちらからチェックできます。
これからトリートメントを手に取る際は、手首を返して”どんな成分が入っているだろう?”とチェックしてみてください。