「白髪が最近増えたな。。。」
「そろそろ白髪染めに切り替えようかな。。。」
ある日突然、白髪をみつけたときってショックですよね。
『ヘナで染めてみようかな』と思っても、情報が少なくてなかなか手を出せないという人が多いのではないでしょうか。
そこで今日は、ヘナで白髪染めをするなら知っておくと便利なことをいくつか紹介していきますので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
白髪染めと付き合っていくなら、体にも髪にも優しいヘナで染めていくと、良いことがたくさん待っていますよ(◍•ᴗ•◍)**
この記事の目次
ヘナってどんなもの?
ヘナは、朝晩の寒暖差が50℃以上あって、乾燥している地域に育つと言われています。
日本に輸入されているヘナのほとんどは、インドのラジャスタン地方で収穫されたものになります。
他の国でも栽培されているようですが、私は今までインド以外のヘナだと、沖縄産のヘナしか見たことがありません。
ヘナの葉には、”ローソン”という赤色色素が含まれているのが特徴で、古来より眉毛や爪、髪を染めるのにも用いられてたんです。

染毛として使用する時は、ヘナの葉を粉末状にし、水やお湯で溶いて使います。
ヘナには良いことがいっぱい!
ヘナには染める用途以外にたくさんの良いことがあります。
インドのアーユルヴェーダでは、ヘナは、
虫よけ、魔除け、外傷ややけどの治療、殺菌、血液浄化、血液循環、解毒、水虫、臭いの改善など
薬としてや、デトックス作用などに用いられていました。
全身に使うことができ、頭皮や髪に使うと血行が促進され、どんどん元気な髪が育っていきます。
ヘナをオススメできないひととは?
- 白髪をしっかり染めたい方
- 髪の色味にこだわる方
ヘナには”ローソン”という成分があります。
このローソンがあるから、オレンジ色に染まるのです。
ただし、自然なものなので、体調や髪質によっても染まり上がりが違います。

なので、白髪をしっかり染めたいという人だと満足いただけないかもしれません。
オレンジ系がどうしても嫌という人はご自身の頭皮や髪の調子を見ながら、通常のカラーをした方が満足できるかもしれません。
でも私としては、ヘナを重ねる毎に深みのでた艷やかなオレンジブラウンは、日本人の肌をきれいに見せる色味だと思います!
だから1度でもいいので、ヘナをやってみて欲しいのです。
こんな人にヘナはオススメ!
白髪をぼかせる程度で構わない
市販の白髪染めとヘナとのの大きな違いは、髪の色素を抜いたりしないこと。
髪の表面にヘナのベールがかかる感じです。
白髪にはオレンジ系の色がのり、黒髪部分は殆ど色は変わりません。
しかし、黒髪の部分もヘナのベールで艶やかになり仕上がります。
白髪の量が全体の30%位という人や部分的にある方、トップや生え際に少し出てきた程度であればヘナで十分綺麗になります。
白髪は染めたいけど、カラーはしたくない
髪の色は今のままで良いんだけど、白髪だけなんとかしたいという人にはヘナはおすすめです。
ただし、白髪の量が全体の50%以上の場合は、オレンジの色味の部分が増えるため、見た目の印象が少し変わることがあります。
ヘナを始めて数ヶ月は、色が馴染むまで抵抗があるかもしれません。
髪の毛が細い人、お肌が弱い人
もともとお肌が弱かったり、以前カラーをしてカブレてしまった、髪が傷みやすい人が通常の白髪染めをしたら、肌にも髪にもマイナスだらけ。
混ざりっ気のない100%のヘナなら髪を傷めることもなければ、薬品による肌荒れの心配もありませんので、素手で染めることともできるんです。
※植物でも漆かぶれというのもありますので、まれに合わない方もいます。心配な方はご自身でパッチテストをしてみてくださいね。
屋外で仕事することが多い
頭皮と髪の紫外線を浴びる量は、顔の3倍にも及びます。
日焼け止めを付けたくても頭皮や髪に付けることって難しいですよね。
ヘナは強い紫外線や乾燥から頭皮と髪をブロックする作用があるので、ヘナをしておけば、持続性の高い日焼け止めになるのでとても便利です。
トップにボリュームがない・頭皮が硬い
頭頂部の髪にボリュームがない人は頭皮がカチカチに硬くなっています。
原因は頭皮の血流が悪いこと。
ヘナを塗布すると、血行が促進され、頭皮全体に血流が巡りはじめます。
血行促進効果で、こわばった頭皮が柔らかくなって、続けると元気な髪が生え変わるようになります。
頭皮の緊張がほぐれるので、ヘナ後はみんな顔色も良いんですよ。
必ず100%のヘナを選ぶこと
ヘナを始める時大事なのは、”ヘナ選び”。
”有名なメーカーのヘナなら大丈夫”とか、”美容室で使っているヘナなら安心”、という訳でもないんです。
ヘナはオレンジ色にしか染まらないため、仕上がりがブラウンになることは不可能です。

なのでブラウンと表記があるなら、ヘナの他にジアミンや科学物質が混ざっているかもしれないと疑ってください。
そういったものを使うと、一般的なカラー剤と全く変わらず、髪が傷んでしまいます。
混ざりっ気のない100%のヘナを選びましょう。
ヘナを浸透させる時間は臨機応変に。
ヘナに付いてくる説明書には、ヘナを髪に塗布したら”1時間〜2時間置く”と書いてあります。
でも私の場合、1時間以上置くことは殆どありません。
長く置きすぎると、ヘナが乾いた状態になり洗い流すのがとても大変だからです。
髪が細い人は特に大変です。
私は15分位程で流していますが、ちゃんと白髪が染まっています。
説明書通りが基本だと思いますが、ヘナをする時間が長くて疲れてしまったり、難しいと感じて面倒に感じてしまっては意味がないんです。
なので、できるだけ簡単に楽しみながらヘナをしてもらう様に臨機応変にやってみてほしいんです。
ヘナは自然なものなので、時間も自由ですし、凄く気楽にやってもらえれば一番いいと思います。
ヘナを何度も経験して、わかったことをもうひとつ。
ペーストで使うお湯は60℃から70℃位がいちばん髪に馴染みやすいし、頭が温かくて気持ちがいいですよ。
いかがでしたでしょうか。
私はヘナ歴10年になった今でも、ヘナをする日はいつもワクワクします。
ヘナをすると髪がツヤツヤになるのと、体調がすこぶる良くなるのが実感できるからだと思います。
ヘナはやればやるほど髪がどんどん綺麗になっていくので、続けるほど楽しくなってくると思います。

まずは月1回でもいいので、思い切ってはじめてみてくださいね(*。・ᴗ・。*)