髪の悩み

『髪のダメージと乾燥を止めたい!』今日からできる乾燥させない3つのステップ

髪のダメージと乾燥を止めたい!乾燥させない3つのステップ
Acco
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はじめまして!この記事はヘッドセラピスト&ライターのAccoが担当します♪

 

サロンで働いていると、

「髪の痛みと乾燥を止めるにはどうしたらいいの?」

と相談されることがあります。

傷んだ髪は、カットしてしまうのがいちばん!なのですが、、、

  • 「縮毛矯正しているから長さはキープしたい」
  • 「はやく髪を伸ばしたい」
  • 「今の長さが気に入っている・ベストな長さ」

こんな理由で、なるべく髪を切りたくない!という方も多いです。

もしかしたらあなたも、同じように思っているのではないでしょうか?

 

今回はそんな方のために、『髪の長さをキープしながら、髪にダメージや乾燥をあたえないための3ステップ』をご紹介していきます。

  1. 美容院で集中トリートメント
  2. 乾燥させない環境をつくる
  3. ホームケアをする

どれもちょっとしたステップですが、やるのとやらないのとでは大違い!

ぜひチェックしてみてくださいね(◍•ᴗ•◍)

髪の乾燥や傷みが激しいなら『美容院で集中トリートメント』

まずは、どうしても髪の傷みや乾燥が激しい場合は、行きつけの美容院でトリートメントをするのがおすすめです。

傷んだ髪の画像

美容師は、お客様に「髪を綺麗にしたい」と言われたら、お客様の髪質や状態を判断して、髪のメンテナンスをするプロです。

美容室のトリートメントで髪に栄養補給をすれば、

  • 髪に潤いとツヤが戻る
  • 髪がまとまりやすくなる
  • 髪にハリが出る

このように、髪がとっても扱いやすくなります。

 

このあとお話ししますが、髪のケアで最も大切なのは「ホームケア(お家でする毎日のヘアケア)」ですが、あまりにダメージや乾燥がひどいと、なかなかホームケアの効果はでません。

ヘアケアをがんばろうと思っても、モチベーションが上がらないと思うので、まずは美容室のトリートメントである程度髪を良い状態にすると良いですね。

ヘアカラーで髪を健康的に見せる方法もある

また、ヘアカラーをしている場合は、染める色味で髪を健康的に見せる方法もあります。

例えば、暖色系やパール系の色味は、ツヤが出やすく綺麗な仕上がりになります。

色んなカラーの髪をした女性の画像

毛先の色が退色すると、トリートメントや保湿しても見た目がきれいに見えないこともあるので、カラーをし直したり艶が出やすいきれいなカラーに挑戦するのも一つの方法です。

 

行きつけの美容師さんと相談して、

「トリートメント」+「綺麗に見せるカラー」

で、ダブルでケアをするのもおすすめですよ。

行きつけの美容院がない場合はどうしたらいい?

もしかすると、

わたし、とくに行きつけの美容院がないから、

相談できる美容師さんがいないんだけどなぁ。。。

と思った方もいるかもしれません。

 

そんな方は、「いつも髪がきれいだな」と思う友人や知人に、美容院を紹介してもらうのはいかがでしょうか。

紹介だと、初対面でも安心感がありますし、美容師さん的にも普段以上に親身になって話を聞きたくなります。

 

髪がきれいだと思う友人を担当している美容師は、「あなたの好みにあう美容師」の可能性が高いので、積極的に紹介してもらいましょう。

髪を乾燥させない環境を作ることが大切

次におすすめしたいのは、髪を乾燥させない環境をつくることです。

髪が乾燥する原因は、食べ物やストレスなど様々ですが、もっとも大きな原因は、

  • 空気が乾燥した環境
  • 紫外線や摩擦の多い環境

で生活することです。

エアコンやストーブ

「お肌が乾燥してるかも」と思ったときには、髪はそれ以上に乾燥しています。

エアコンの風が直接当たる場所は避け、乾燥しやすい冬は加湿器などで湿度を確保しましょう。

やかんから蒸気が出ている画像

加湿器がない場合は、

  • やかんでお湯を沸かす
  • 濡れたタオルを部屋に干す

などして湿度を上げる工夫をするのがおすすめ。

湿度の目安は40〜60%が快適値なので、それを下回らないように気をつけましょうね。

紫外線から守る

「一日中太陽を浴びたら、毛先がパリパリしてしまった」

こんな経験ありませんか?

紫外線は、知らず知らずのうちに髪を乾燥させたり大きなダメージを与えます。

 

紫外線を浴びたダメージヘアの修復はとても大変。きれいな髪に戻るには時間がかかります。

ですから、

  • 日傘や帽子などで保護をする
  • なるべく日陰を選んで歩く
  • 髪用の日焼け止めを活用する

などの工夫は必須です。

海やプール、旅行などでリゾートに行く場合も、髪の紫外線対策は忘れないようにしましょうね。

摩擦を避ける

傷んで乾燥した髪の毛は、ちょっとした摩擦にも弱いもの。

ロングの人や髪が細く絡まりやすい髪質の人は、寝ている間の摩擦によって髪の毛が切れてしまうこともあります。

シャンプー後の自然乾燥も切れ毛の原因になるのでNG。しっかり乾かして、緩めに束ねて寝るようにしましょう。

 

また、冬の季節は、マフラーやセーターに摩擦が生じて静電気が起こることもあります。

実は、静電気も髪を傷めてしまうんです。

髪を束ねた女性の画像

マフラーやセーターを着るときは、髪を束ねて摩擦を最小限に抑えましょう。

毎日のホームケアが髪の乾燥や傷みに効く

そして、もっとも大切なのは、毎日のホームケアで髪の乾燥や傷みを防ぐことです。

先にお話した「美容室のトリートメント」も、お家に帰ってからきちんとケアをしなければ、効果は半減、トリートメントのもちは悪くなってしまいます。

乾燥しない環境を作っても、毎日のヘアケアが間違っていたら、ダメージヘアを卒業することはできません。

 

つまり、ホームケアをきちんとすることが「きれいな髪のキホン」なんです。

画像

アミノ酸系のシャンプーがおすすめ

ホームケアで大切なのは、やはり毎日のシャンプー。

シャンプーの種類は、洗浄成分別に大きく分けると、

  • 高級アルコール系
  • 石けん系
  • アミノ酸系

の3つに分かれますが、髪の傷みや乾燥やひどい場合は、アミノ酸系のシャンプーを使うことをおすすめします。

 

わたしたちの髪は”ケラチン”というタンパク質からできています。

そのタンパク質は、18種類のアミノ酸から構成されています。

髪と同じ成分の「アミノ酸」をベースにしたシャンプーは、髪や頭皮に負担がかかりにくいと言われているので、ダメージや乾燥をケアしながら洗うことが出来きるんです。

 

ただ、”アミノ酸系シャンプー”と謳っていても、実は、「アルコール系のシャンプーにアミノ酸成分が配合されているだけ」なんて商品もあるので、シャンプー選びは注意してください。

シャンプーのボトルなどに記載されている成分表を見て、「水」の次に「ラウリル硫酸」など、「◯◯硫酸」などの成分がある場合は、アミノ酸が配合されているだけの高級アルコール系シャンプーの可能性が高いですよ。

 

タオルドライ

髪は、濡れている時がいちばん弱く、刺激を受けやすい状態です。

そのため、力強くゴシゴシ拭くのはNG。

手触りが柔らかいタオルで、抑えるように水分を拭き取りましょう。

柔らかいタオルの画像

水分がポタポタ落ちなくなればOKです。

しっかり行うことで、後のドライヤーが時短になるのでここは丁寧に行ってみましょう。

タオルは買う必要はありませんが、持っている中でいちばん柔らかいと思うものを使ってくださいね。

ドライヤーの乾かし方

タオルドライ後、目の粗いコームで髪を整えます。

まず、乾きにくい首周りの髪から乾かしていきます。

髪が多い人やロングの人は、クリップで表面の髪を止めておくと、やりやすくなります。

後頭部側から前に風を当てたり、キューティクルを整えるイメージで地肌(根元)から毛先に向かって当てると髪にツヤが出て綺麗に乾きます。

顔周りと表面の髪はいちばん乾燥しやすいので、根元中心に風をあてればOK。

毛先も予熱で乾いてしまうので、直接あてる必要はないです。

8割以上乾いたら、今度は前から風をあてて手ぐしで髪を整えます。

最後に冷風でスタイルを整えて仕上げます。

もし、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントを持っていたら、髪になじませてから乾かすとよりきれいに仕上がると思います。

 

よく、”根元から乾かす”が難しいと言われます。

ポイントは、乾かしている時に地肌が暖かく感じれば、ちゃんと根元から風が当たっている証拠なので、そういったところでチェックしてみてください。

それと、ドライヤーを後ろから前に当てるので、ドライヤーを持つ手の肘が肩くらいまであがっているはずです。

ちょっとツラい体制ですが、二の腕の引き締めにもなるのでがんばって試してみてくださいね。

髪の傷みと乾燥を止めるために最優先したいのはシャンプー選び

Acco
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いかがでしたか?「髪のダメージと乾燥を止めるための3ステップ」を紹介しました。

  1. 美容院で集中トリートメント
  2. 乾燥させない環境をつくる
  3. ホームケアをする

「全部やるのは大変!」という方は、まずは髪や頭皮にやさしいシャンプーをつかってホームケアをしてみるのがおすすめです。

 

乾燥やダメージヘアの補修には、いろいろなアイテムが販売されていますが、まずは毎日使うシャンプーを良い物に変えてケアすることが大切。

逆に言うと、毎日のホームケアでしっかり保湿・補修ができれば、それだけでも十分きれいな髪が手に入ります。

一度、普段使っているシャンプーを見直してみることからはじめてみると良いですよ(◍•ᴗ•◍)**